記事LP。
ネイティブ広告と呼ばれたり、記事風LPと呼ばれたり、はたまたクッションページと呼ばれたり…。
その呼び方は様々です。
本記事は、僕がアフィリエイターとして累計45商材、45,000以上の成果(2019年1月現在)を生み出した、圧倒的に”売れる”記事LPの書き方をご紹介します。
1, 記事LPとは?
2, 事例
3, なぜ記事LPは圧倒的に”売れる”のか
4, 記事LPの作成方法
5, 忘れてはいけない3つの指標
6, 最後に
1, 記事LPとは?
まずは、記事LPを知らないという方のために記事LPの概要をお伝えします。
(すでにご存知の方は飛ばしてくださいね!)
記事LPとは、広告クリエイティブとLPの間に挟まれる「記事風のコンテンツ」を指します。
また、リスティング広告(検索広告)やバナー広告でも効果を発揮しますが、1番その力を発揮するのが、近年台頭してきた広告プロダクトである「インフィード広告」や「レコメンドウィジェット広告」です。
なぜなら、それらの広告プロダクトは、ユーザーが情報を能動的に取りに行っている最中に訴求することでき、記事LPを挟むことによって直接本LPへ飛ばすより広告色が弱まるからです。
つまり記事LPは、「広告色が弱くユーザーの体験を損なわない形で、商品を訴求することができる。」というメリットを持ち、CVRの上昇、CPAの抑制ができるんです。
2, 事例
とある商材の事例をご紹介します。(弊社事例のごく一部です)
商材 :健康食品
ジャンル :ダイエット
初回購入単価:680円
目標CPA :7,000円
結果↓↓↓
CPA :8,200円
注文数:15,000個
売上 :推定3億(アフィリエイターの立場だったため詳しい数字はわからず…)
期間 :45日
本事例では、デイリーの注文数が平均300件以上ありました。
1番多い日はデイリーの獲得が700件以上と、圧倒的な結果を残すことができたんです。
3, なぜ記事LPは圧倒的に”売れる”のか
それはズバリ、広告枠が多いからです。
インフィード広告やレコメンドウィジェット広告ができる前のインターネットにおける広告枠は、大きく分けると以下の3つでした。
・リスティング広告(検索広告)
・SEO
・バナー広告(運用型・掲載保証型)
上記の2つは「検索数」に依存し、バナー広告は通常何枠も作りません。
(サイト内にバナーが10個とかあったらムカつきますよねw)
その点インフィード広告やレコメンドウィジェット広告は
・広告枠の設置が比較的簡単
・広告枠を増やすことも用意で
・クリック率が高いため収益性が高い
と媒体側にとって魅力的であり、かつ「検索数」にも依存しないため、圧倒的なインプレッションを獲得することができるんです。
圧倒的なインプレッションを獲得できれば、広告クリエイティブの最適化によって圧倒的なクリック数を集めることができ、適切なコンテンツ(CVR)があれば圧倒的な成果が生み出せます。
つまり広告枠が多い(インプレッションが多くクリックを集めやすい)ため圧倒的に”売れる”んです。
4, 記事LPの作成方法
「圧倒的なインプレッション数やクリックを集めても、CVRがついて来なければ売れないよ…(涙)」
そんな声も聞こえてきそうですが…
本記事では、よりクリティカルなところにも言及していきます。
まず、記事LPの作成方法は、大きく分けると3つです。
・商材の要件定義
・リサーチ
・ライティング
商材の要件定義とは、以下の3つです。
・商材スペック
・商材の区分け(市場・ジャンル・法的な区分)
・目標CPAと限界CPA
リサーチとは、弊社では以下の3つに大別しています。
・競合調査
・ペルソナ設定のためのリサーチ
・ユーザーニーズ・インサイトのリサーチ
そしてライティング。こちらは大きく分けると
・記事タイトル
・イントロ
・ボディーコピー
・クロージングコピー
以下、各パート毎に詳しく解説していきます。
■商材の要件定義
・商材スペック
→価格、成分
・商材の区分け
→健康食品or化粧品or医薬品or医薬部外品orその他サービス
・目標CPAと限界CPA
→目標CPAは「利益に基づいた理想のCPA」、限界CPAは「LTVに基づいた赤字ギリギリのライン。(リタゲや商標で安く獲得することを見込んで高く設定する場合も… )」
■リサーチ
・競合調査
→同ジャンル、同市場、ないし同ターゲットを想定している商材をリストアップ
・ペルソナ設定のためのリサーチ
→年齢性別はもちろん、顧客データがあれば理想のお客様像を、なければ仮想のペルソナを設定するためにリサーチを行う
・ユーザーニーズ・インサイトのリサーチ
→ユーザーが根源的に悩んでいること、叶えたいコトを調査
(ex.モテたい、痩せたい→モテて〇〇になりたい・したい、痩せて〇〇したい、されたい)など
■ライティング
・記事タイトル、イントロ(ファーストビュー)
→ユーザーに「続きを読みたいっ!」と思わせるタイトル、書き出しになっているか。ワンスクロールしてもらえるか。
・ボディーコピー
→ユーザーが抱えている悩み・気づいていない根源的な欲求を刺激し、商品を訴求する。(広告色は弱いことが前提)
・クロージングコピー
→オファー、商材を手にした先の未来を提示
以上のような段階を踏まえ、記事LPを作ります。
実際はリサーチが8割以上を占めます。
5, 忘れてはいけない3つの指標
上記の工程を踏まえ、記事LPができたっ!
すみません、実はここからがスタートラインです(笑)
なぜなら記事LPは、書いて終わりではなく、運用しながら改善していき成果を上げていくモノです。
極論、狙っている市場が大きく、ターゲットも広く、CPAも極端に余裕があるなら…
改善なし、1発の記事でうまくいくかもしれません。
しかし、99%の商材はそうじゃないですよね??
記事LP作成後、カイゼンをするにあたり、弊社では3つの指標を特に気にして見ています。
・ファーストビューからワンスクロール後の離脱率
・記事LPから本LPへのクリック率(社内用語:LPCVR)
・本LPのCVR
記事LPが出来上がった直後は完璧!と思っていても、実際最初から上手くいくコトはほとんどありません。
(もちろん知見が溜まっているので、成功の確度は他社さんに比べて高いと思いますが…)
なので、上記3項目を中心にPDCAを回しながら、
・なぜダメだったのか
・なにがダメだったのか
を明確にして、定量(運用結果・数値)×定性(ライティング)の2軸で改善を進めていきます。
最後に
とてもとても長い記事(文字量にして3,000文字以上…滝汗)になってしまいました。
もちろんSEOにおける上位表示達成を狙って書いてますので、余分な記述があったコトをお許しください…(笑)
この記事を読み終えたあなたならお気づきかもしれませんが、僕が一番大事にしていることは、
「記事を読んできくれた人の顔を想像しながら書くこと」です。
論文のようにガチガチの日本語ではなく、「まるで目の前の人と話しているかのように書く」ということが、大切だったりします。
(もちろん、ここら辺も日々テスト。仮説を立て運用結果に基づいて書くんですが…)
ただ、実際に僕が書き続けて感じていることは、書き手の熱量という「数値化できない感情」が実際に記事LPのCVRに現れてるんです…。
(こういうとバカだと思われるんですが…ホントなんですよ!!)
感情表現が豊かで接していて気持ちの良い人が、売れるLPを量産しています。
逆に、黙々と書いて、淡々と作業している人は、赤字を膨らませます。
これはもしかしたら、「仮説立ての確度」に現れているのかもしれません。
配信結果をただ「数値」として捉えるか、その先のエンドユーザーを想像して次の一手を売っているか…。
そんな些細な違いが、この「熱量」という言葉の裏に、隠れていると思っています。
きっとあなたも、僕の「熱量」に心うたれ、ここまで読んでくれたんですよね…?(笑)
追伸:最後までよんでくれた方へ
For 未来のクライアント様
あなたの「売りたいっ!」を聴かせてください!→お問い合わせはこちら
(Line@に接続します) 今までに見たことのない「圧倒的な件数」をお見せできるかもしれません。
(外注要員としてしか見てくれない方、無理難題はお断りさせていただきます…)